巣鴨地蔵通商店街は、780mの道のりに180店舗が並んでいる。
「おばあちゃんの原宿」という別称の通り、店先に並ぶのは高齢者を意識したものが多い。
赤パンツ、乾物、健康食品、和菓子、赤文字金額の衣服・・・。
どこもかしこも安売りポップが張り出されており、左に右にと、見るのが大変だ。
平日は車の往来も少なく、ほぼ歩行者天国のようになっている。
「とげぬき地蔵参拝後、のんびり商店街でお買い物」 がお年寄りにとって定番コースかな?
■店内入口スロープ
高齢者が多いせいか、
どの店でも入口に、スロープが設けられているか、段差がないか、されている。
ただ、店の入口事体に段差がなくとも、歩道から乗り上げる段差があるわけで、
車椅子利用者や足の不自由な人にとって、動き易いとは言い難い。
●トイレ情報
年を取るとトイレが近くなるものだ。
そうした生理現象にも商店街側は配慮している。
それぞれの店で快くトイレを貸してくれるのだ。
中には、店前に「トイレあります」と書いたポップを置いている店もある。
●ここ面白いよ(^^)
調査中に、発見した「ちょっと面白いお店」
商店街の中ほどにある、お店。
(JR・都営三田線より商店街入口から入ると、左側)
すべての商品が1000円ナリ。
「えっ!?これも1000円」と思うようなものもある。
商店街で買物の際に、寄ってみては?
歩行者天国(→)
車椅子でも、
杖でもスイスイ。
(←)歩道より、
2cm段差。
歩道の幅も狭い
上、店の陳列物
が邪魔。
店内にパイプ椅
子あり。
(←)スロープは様々。据置式が多い。
■通路幅
新しい店は、入口だけでなく、店の中まで広く通路幅が取られ、車椅子利用者も
入りやすい。だが、その他の店は、通路幅はそれほど配慮されていない。
特に衣服店は、店内を見て回るのに、身体を横にしなければ入ることができなか
ったり、歩道にまで商品が溢れていたりする。
車椅子では到底入る事は不可能。
ただ、衣服店以外の店は、店先に店員が立っていることが多いので、
目的のものをわざわざ店に入らずとも、店員に頼む事もできる。
ウィンドウショッピングにはそぐわないが、目的のある買い物ならば、買いやすいかも。
(←)乾物屋。
入口段差なく、通路幅も取られている。
商品棚も気持ち低めに設置されているが、
斜めになっているので、上の商品が取りずらい。
(↓)歩道にあふれる商品。
狭い歩道が商品で通れない。
←「マルジ」という衣服店。
赤い看板の下に、
青と赤のトイレマークが見える。