「バリアフリー」 「ユニバーサルデザイン」
最近良く、耳したり目にする言葉なので、なんとなく人に優しいデザインなんだろうな、という予想はお持ちだろう。
■でも、この2つの違いは何?
■そもそも、バリアフリーって何?
■ユニバーサルデザインなんて聞いたことない。
と、お思いの方も居られるだろう。
ここでは、少しバリアフリーとユニバーサルデザインについて、考えてみようと思う。
バリアフリーとユニバーサルデザインの違いを言うのは、はっきり言って難しい。
混同して使われることも多く、区別されないこともある。
・・・なので、ここで書かれている事は、当サイト運営者の考えだということを、お分かりいただきたい。
では、本題に入ろう。
バリアフリーとユニバーサルデザインとは何か?
両者ともに共通する事は、今より快適な生活をするための、改善策であるということだ。
逆に違いは、その改善策が、バリアフリーの場合、その「個人」または、「同じ障害のある人」にとって改善され、
一方のユニバーサルデザインは、その個人だけに止まらず、「すべての人」が快適な生活を送れる」というのである。
そういわれても、例題がなければわかりにくいだろう。
例を紹介しよう。
例題: 電車の駅にある、階段昇降機。あれは、車椅子利用者に対して造られたものだから「バリアフリー」になる。
一方、最近、設置工事が至る所に見られるエレベーターは、誰もが使えるものなので、「ユニバーサルデザイン」となる。
例題2: 街中に見られる黄色の点字ブロックは、視覚障害のある人への「バリアフリー」だ。
だが、この点字ブロックは、車椅子利用者にとっては、車輪を取られ、妨げになる。だから、ユニバーサルデザインにはならない。
つまり、バリアフリーは対象を狭め、その人個人が感じる既存のバリアを覗くことであり、
ユニバーサルデザインは、対象を広め、すべての人が便利だと思うことを、造ることであるのだ。
バリアフリーは「改善」、ユニバーサルデザインは「創造」と私は考えている。
私の意見ではわかりにくいかと思うので、ユニバーサルデザインやバリアフリーについて書かれた面白いHPを紹介する。
はたまのHP・・・
ユニバーサルデザインの物が詳しく紹介されている。
ユニバーサルデザインのことがよくわかる。
mixi ・・・ コミュニティサイト(登録制)。ユニバーサルデザインのコミュニティもあるので、自分の疑問も聞いてもらえる。
多くの人のバリアフリーとユニバーサルデザインの違いが見られる。